カスタマーハラスメント(カスハラ)による自殺が労災認定されました!
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こんにちは!
埼玉県新座市の助成金に強い「福田社会保険労務士事務所」代表の福田です!
本日は、カスタマーハラスメント(カスハラ)による自殺が労災認定されたニュースについてお伝えさせていただきます。

カスハラで自殺なんて、
とても悲しいニュースです。。
パワハラは聞きますが、
カスハラは初めてですね。

ホントにこういう悲しい事は
なくなってほしいですね。
私も初めて耳にしました。
埼玉県越谷市にある住宅メーカー「ポラス」の従業員が、客からのカスハラによる精神疾患が原因で2020年に自殺したそうです。
カスハラの内容としては、住宅を新築していた男性客に追加費用が必要になると説明したことをきっかけとして、叱責を受けるようになり、それ以降は、委託業者が汚した隣家の外壁を清掃させられたり、休日に電話に出なかったことを叱責されたりというハラスメント行為が続いたようです。
本件について遺族が労災申請をしたところ、千葉県柏市の柏労働基準監督署が自殺とカスハラの因果関係を認め労災認定をしたとのこと。
厚生労働省では「心理的負荷による精神障害の認定基準」を改正し、2023年9月から「顧客からの著しい迷惑行為」を原因の類型に追加し、カスタマーハラスメント(カスハラ)が労災の原因となり得ることを明確化しています。
上記の改正についての詳細は、厚生労働省のこちらのページをご覧ください。
厚生労働省:心理的負荷による精神障害の労災認定基準を改正しました

今回のカスハラだけでなく、
様々なハラスメントによる
悲しい報道を耳にすることも
ありますよね。
今後のハラスメント対策が
重要になりますね。

その通りです。
ハラスメントが起きづらい
環境作りと起きてしまった
時の対策が重要です!
ハラスメント対策には経営者と従業員の皆様が正しい知識を持ち、ハラスメントが起きづらい環境を作ること、そして万一起こってしまった場合には、迅速に適切な対応ができることが重要です!
こういった対策を行うとともに、改めて就業規則についても見直されることをお勧めします!
なお、ハラスメントについては、過去のこちらの記事もご参考にしていただけたらと思います。



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