【Q&A】退職と解雇ってどう違うの?それぞれ種類ってあるの??
こんにちは!
埼玉県新座市の助成金に強い「福田社会保険労務士事務所」代表の福田です!
本日は、過去にご相談があった事例について、ご覧の皆様にもお役立ていただくために、Q&Aをお届けしたいと思います。
過去のご相談事例を、
皆様の労務管理にも
お役立ていただけたら幸いです!
ご相談内容はこちらです。
Q:あまり詳しく分かっていないので教えていただきたいのですが、退職と解雇はどのような違いがあるのでしょうか?
また、それぞれについて種類はあるのでしょうか?
解雇するのは難しいと
いう話はよく耳にしますが、
制限される場合があるのは
知りませんでした。。
S朗さんと同じような方が
よくいらっしゃいますよ。
一緒に見ていきましょう!
A:まず、退職と解雇の違いについてですが、どちらも労働契約の終了という点では同じなのですが、以下のような違いがあります。
退職と解雇の違い
退職 | 従業員側が会社に対して労働契約終了の意思表示をするもの |
解雇 | 会社側が従業員に対して労働契約終了の意思表示をするもの |
続いて、それぞれの種類についてですが、退職と解雇それぞれに以下のような種類があります。
退職の種類
自己都合退職 | 従業員の一方的な意思表示に基づく退職 |
あらかじめ定められた事由による退職 | 定年や休職期間満了等による退職 |
合意退職 | 従業員の意思表示に会社が合意した場合や、会社側が希望退職を募集し従業員がそれに応じて退職する場合等 |
解雇の種類
普通解雇 | 能力不足や病気等、雇用契約に基づく義務を果たす見込みがない場合に行われる解雇 |
整理解雇 | 業績不振による倒産を回避するため、人員削減といった会社側の経営状態を理由とした解雇 |
懲戒解雇 | 就業規則違反や犯罪等、重大な問題行動に対して行われる解雇 |
なお、解雇については過去により詳しく解説した記事がありますので、こちらもご参照ください。
解雇にこのような制限が
あったなんて、労働基準法は
奥が深いですねぇ。
そうですね、労働に関する
法律は多岐に渡りますので、
これからも一緒に勉強して
いきましょうね!
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