雇用保険料と社会保険料の徴収を開始するタイミングとは??|埼玉の社労士は福田社会保険労務士事務所

【労務手続】雇用保険料と社会保険料の徴収を開始するタイミングとは??

 

こんにちは!
埼玉県新座市の助成金に強い「福田社会保険労務士事務所」代表の福田です!
新座市、朝霞市、志木市、和光市の中小企業様の顧問先企業様を中心に、労務相談や給与計算、経営相談まで幅広くサポートさせていただいております。

本日のテーマは、新入社員が入った際に迷ってしまう、雇用保険料と社会保険料の徴収を開始する際のお話です。

 

新人人事部 S郎
新人人事部 S郎
ちょうどこれから新入社員の
給与計算が始まるんです。
教えてくださーい!

給与支給日が近いんですね!
S郎さんのお力になれるよう
解説していきますね!
社労士 福田
社労士 福田

 

4月1日から新入社員が入社している会社は多くあるのではないかと思います。

その社員の給与計算をしようとした時に、ふと

「雇用保険料と社会保険料っていつから徴収開始すればいいんだっけ?」

と悩まれる方も多いのではないでしょうか?

 

実は、私もかつて同じように困ったことがありましたので、今日はそのようなお悩みを解消できるような解説をさせていただきたいと思います。

 

まず、それぞれの徴収を開始するタイミングは、法律で以下のように定められています。


・ 雇用保険料:給与を支払う都度

・ 社会保険料:資格を取得した月の翌月から


 

ただ、給与は締め日と支払日が会社によって違ってきますから、これだけですと分かりづらいかと思います。

そこで、よくある締め日と支払日について、以下に事例形式で解説します。


◆4月1日入社の新入社員◆

事例① 月末締め、翌月25日払いの場合
⇒ 雇用保険料:5月25日払いの給与から徴収開始
  社会保険料:5月25日払いの給与から徴収開始

 

事例② 月末締め、当月25日払いの場合
⇒ 雇用保険料:4月25日払いの給与から徴収開始
  社会保険料:5月25日払いの給与から徴収開始

 

事例③ 20日締め、翌月20日払いの場合
⇒ 雇用保険料:5月20日払いの給与から徴収開始
  社会保険料:5月20日払いの給与から徴収開始


 

新人人事部 S郎
新人人事部 S郎
ありがとうございます!
事例をご用意いただいたので
とてもよく分かりました!

私もかつて悩みましたので、
S郎さんのお役に立てて
良かったです!
社労士 福田
社労士 福田

 

このような徴収のタイミングは計算間違いが起きる原因となります。

今の時期は新入社員の手続き等で大変かと思いますが、よく見直していただくことをオススメします!

 

スタッフ M子
スタッフ M子
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