統計データに学ぶ ~30~50代の転職のきっかけ~
こんにちは!
埼玉県新座市の助成金に強い「福田社会保険労務士事務所」代表の福田です!
新座市、朝霞市、志木市、和光市の中小企業様の顧問先企業様を中心に、労務相談や給与計算、経営相談まで幅広くサポートさせていただいております。
本日のテーマは、先日、エン・ジャパン社が発表した調査データから、転職のきっかけについてお伝えしたいと思います。
私は転職したことがないので
皆さんがどんなきっかけで
決断をするのか、とても
気になりますねぇ。
私は経験がありますが、
年齢とともに変化が
ありましたねぇ。
エン・ジャパン社は、サイトを利用している35歳以上のユーザー約1900人に対して、「転職のきっかけ」に関するアンケート調査を実施しました。
その結果、30代、40代、50代とそれぞれの世代において、きっかけが異なることが分かっています。
まずは転職のきっかけですが、以下のようになっています。
30代:1位 給与、2位 会社の将来性、3位 自身のキャリアアップ
40代:1位 会社の将来性、2位 会社の考え・風土、3位 給与
50代:1位 会社の考え・風土、2位 会社の将来性、3位 給与
続いて、転職で最も実現したいことについて、以下のようになっています。
30代:1位 給与・待遇のアップ、2位 経験・能力が活かせるポジションへの転職、3位 やりたい仕事ができる環境での就業
40代:1位 給与・待遇のアップ、2位 経験・能力が活かせるポジションへの転職、3位 やりたい仕事ができる環境での就業
50代:1位 経験・能力が活かせるポジションへの転職、2位 給与・待遇のアップ、3位 やりたい仕事ができる環境での就業
エン・ジャパン社の詳細なデータは、こちらのページをご覧ください。
エン・ジャパン:ミドル1800人に聞いた「転職のきっかけ」意識調査
転職のきっかけについては、40代以降は待遇面ではない部分が多いのに対して、転職で実現したいことは待遇面が上位に来ています。
ただ、経験や能力が活かせるポジションへの転職をしたいというのがいずれも上位に来ていることから、自身の能力を最大限に活かした結果として、好待遇を得られるというのが理想像なのではと考えられます。
40~50代が給与ではなく
会社の風土や将来性に
重きを置いているのに
ビックリしました!
私も同感ですよ!
色んな会社を見てきた経験が
そういった視点を持たせる
のかも知れませんね!
最後に、20代の頃に転職した経験があるかというデータについて見てみましょう。
30代:61% ある、39% ない
40代:56% ある、44% ない
50代:43% ある、57% ない
若年層になるにつれて転職経験が多いのは、日本のこれまでの傾向を考えると予想通りと言えますが、50代でも意外と経験者が多いことに驚きました。
今回のデータから、転職を考えている方々が、どのような点を重視しているのかが見えたかと思います。
中途採用に力を入れていきたい企業については、是非ご参考にしていただければ幸いです!
労務に関するご相談が
ございましたら、お気軽に
お問い合わせくださいね!