【労務問題】御社では、どんな手当を支給していますか？？

 

こんにちは！
埼玉県新座市の助成金に強い「福田社会保険労務士事務所」代表の福田です！
新座市、朝霞市、志木市、和光市の中小企業様の顧問先企業様を中心に、労務相談や給与計算、経営相談まで幅広くサポートさせていただいております。

本日のテーマは、今や様々な種類が存在する「手当」に関するお話です。

 

社長と同じように
私が働き始めた頃も
そんな感じでしたよー！

社労士 福田

 

私が社会人になったばかりの頃は、「役職手当」と「通勤手当」、それに「住宅手当」ぐらいしか存在していませんでした。

ですが、業種や働き方の多様化が進むのに合わせて、手当も多様化が進んでいったように感じています。

 

この手当について、忘れてはならないのが労働基準法で定められている「時間外手当」と「深夜手当」、「休日手当」の3つになります！

上記の3種類以外については、支給することが法律で定められているものではありませんので、企業が自由に設定することができます。

 

先ほど挙げたような「役職手当」や「通勤手当」、「住宅手当」、「家族手当」といった手当については、支給している企業が多いかと思いますが、他にも以下のような手当を見聞きしたことがあります。

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・資格手当
・技能手当
・皆勤手当
・出張手当
・出向手当
・宿直手当
・年末年始手当

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手当の内容によっては、従業員のモチベーションアップに効果的なものもありますので、導入することをお勧めすることもありますが、一度支給を始めたら安易にやめることはできませんので、その点は注意が必要です。

 

業種や職種にもよるので
一概には言えませんが、
解説していきますね！

社労士 福田

 

これらの手当については、大きく分けると、従業員のおかれている環境による「属人的」なものと、従業員の職務や能力による「職能的」なものに分類できます。

例えば、「住宅手当」や「家族手当」などは「属人的」な手当になりますし、「資格手当」や「作業手当」については「職能的」な手当になります。

 

そして、従業員のモチベーションアップに繋げるという点では、「職能的」な手当が効果的となります。

「役職手当」がその代表的なものと言えるかと思います。

役職が上がる毎に手当の額が大きくなることで、課長や部長に昇進したいという意欲が高まるということで、ほとんどの企業が導入していることでしょう。

ポジションや責任の重さに応じて手当の金額を増やしていくことは、組織を運用していくうえでは欠かせないものであると思います。

 

ただ個人的には、組織化という段階ではない少人数の企業においても、早い段階から導入することをお勧めします。

というのも、今現在は役職に値するポジションがなかったとしても、将来、その職責を担う人材が育つかもしれません。

また、良く言われる言葉ですが、「立場が人を作る」ということもあります。

将来を期待している人材にはポジションを与えることで、更なる能力の発揮と長期的な雇用に繋げることができます。

 

その他にも、例えば従事する職務における作業やサービスにおいて、技能や資格が活きる職種であれば「技能手当」や「資格手当」を支給することで、従業員の資格取得に対するモチベーションが上がり、企業としても従業員の能力が向上することで、業務効率化やサービス向上に繋がり、とても効果的ではないでしょうか。

 

はい、効果的だと思います！
技能とヤル気が向上して、
一石二鳥ですよ！

社労士 福田

 

「職能的」とは少し異なるかもしれませんが、従業員が働くことを嫌がる時間帯や時期において業務が発生してしまう場合には、「宿直手当」や「年末年始手当」といった手当も効果がある業種もあるかと思います。

また、そもそも出勤率が悪くてそこを改善するだけでも会社が良くなると感じられている企業であれば、「皆勤手当」が有効でしょう。

 

このように、どのような手当が効果的かを決定するには、業種や職種における特徴と、従業員のモチベーションアップやボトルネックの解消に繋がるポイントを見極めることが重要かと思いますので、まずは自社の状況をよく観察してから導入を検討されてみてください！

 

 

対象エリア

埼玉県：新座市、朝霞市、志木市、和光市、さいたま市、川口市、所沢市、富士見市、ふじみ野市、三芳町 東京都：西東京市、東久留米市、清瀬市、武蔵野市、東村山市、小平市、国分寺市、三鷹市、練馬区、杉並区 ※ 上記以外の埼玉県・東京都のその他のエリアや、神奈川県・千葉県・群馬県など、関東の幅広いエリアにも対応可能です。 ※ DXによる全国対応も可能です。

 

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