統計データに学ぶ ~フリーランス契約に関する実態~

こんにちは!
埼玉県新座市の助成金に強い「福田社会保険労務士事務所」代表の福田です!
新座市、朝霞市、志木市、和光市の中小企業様の顧問先企業様を中心に、労務相談や給与計算、経営相談まで幅広くサポートさせていただいております。
本日のテーマは、先日、日本労働組合総連合会が発表した調査データから考える、フリーランス契約の実態についてお話したいと思います。

フリーランスって最近
増えている印象ですが、
業種も広がってますよね!

そうですねー!
私の若い頃は一部の業種で
限られた人のみという
感じでしたけどねー!
日本労働組合総連合会は、全国の20歳以上の男女でフリーランスを本業として働く人、1,000名に対して調査を実施しました。
その調査結果では、以下のような結果が得られています。
■ フリーランスとして仕事上でトラブルを経験したことが「ある」:46.1%
■ トラブルの内容
⇒ 1位「不当に低い報酬額の決定」
2 位「一方的な仕事の取消し」
3 位「報酬の支払いの遅延」
■ 仕事内容別トラブルの割合
⇒「文化・芸能・芸術関連」:58.8%
「営業・販売関連」:45.8%
「事務・ビジネス関連」:44.9%

仕事の自由度が高いので
憧れる面もありますが、
トラブルを経験している人が
多いんですねぇ。

個人で頑張っている人達が
嫌な経験をするのは、
大変残念なことですよねぇ。
また、中にはこんなデータもありました。
■フリーランスとしての業務を受注する際の契約書の締結状況
⇒ 「いつも締結している」:23.8%
「締結するときとしないときがある」:40.2%
「締結したことはない」:36.0%
調査データの詳細は、日本労働組合総連合会のこちらの資料をご覧ください。
日本労働組合総連合会:フリーランスの契約に関する調査2023
日頃の信頼関係や、これまでの慣習といった点から、きちんと書面で契約を交わしていないのが多いのも現状のようです。
トラブルを防ぐためにも、企業がフリーランスと仕事を行う際には、書面で契約書を締結することをお勧めします。

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