こんにちは!
埼玉県新座市の助成金に強い「福田社会保険労務士事務所」代表の福田です!
本日は、過去にご相談があった事例について、ご覧の皆様にもお役立ていただくために、Q&Aをお届けしたいと思います。
皆様の労務管理にも
お役立ていただけたら幸いです!
ご相談内容はこちらです。
Q:弊社は現在、業績不振が続いているため、整理解雇を検討しています。
できるだけ優秀な従業員には残ってもらいたいのですが、このような場合、特定の人だけを解雇することはできるのでしょうか?
ご相談ですねぇ。
検討もつかないです。。
あることではないですから、
分からなくても気にする
必要はないので、一緒に
学んでいきましょう!
A:まず、整理解雇とは、業績不振により人件費を削減することで会社を存続させらるようにすることですが、それには次の4つの要件がございます。
① 経営上に人員削減の必要性があること
② 整理解雇に至るまでに配転や出向、一時帰休、希望退職の募集といった解雇回避の努力をしたうえで、それでも整理解雇を行うという必要性があること
③ 整理解雇対象者の選定が合理的かつ公正に行われること
④ 手続きに妥当性があること
整理解雇は、会社が都合よく辞めてもらいたい人のみを辞めさせることではありません。
厳しいお話になりますが、整理解雇を行わなければならない状況になったのは経営側に原因があります。
まずは、役員報酬の削減や管理職の賃金削減といった、経営側の身を切る行為を行って、それでも会社の存続が危ういということでしたら、労働時間の削減や一時帰休、希望退職者の募集といった手順を踏んでいく必要があります。
その上で、整理解雇もやむを得ないということでしたら、先ほどの4つの要件を満たすようご注意いただき、然るべき手続きを行っていただければと思います。
会社も大変なのでしょうが、
従業員としても同じように
大変なことですもんねぇ。。
労働者だけが不利になる事が
ないよう注意しなければ
ならないのです!
がございましたら、お気軽に
お問い合わせくださいね!
日本大学 法学部卒業 東証一部上場のIT系企業において、事業企画や経営企画等を経験。
その後、小売業において、事業経営を経験した後、創業融資コンサルティングビジネスを立ち上げ、社会保険労務士資格取得後に、埼玉県新座市に福田社会保険労務士事務所を開業。
対象エリア | 埼玉県:新座市、朝霞市、志木市、和光市、さいたま市、川口市、所沢市、富士見市、ふじみ野市、三芳町 東京都:西東京市、東久留米市、清瀬市、武蔵野市、東村山市、小平市、国分寺市、三鷹市、練馬区、杉並区 ※ 上記以外の埼玉県・東京都のその他のエリアや、神奈川県・千葉県・群馬県など、関東の幅広いエリアにも対応可能です。 ※ DXによる全国対応も可能です。 |