統計データに学ぶ ~2024年3月卒業予定の大卒の求人状況~

こんにちは!
埼玉県新座市の助成金に強い「福田社会保険労務士事務所」代表の福田です!
新座市、朝霞市、志木市、和光市の中小企業様の顧問先企業様を中心に、労務相談や給与計算、経営相談まで幅広くサポートさせていただいております。
本日のテーマは、先日、リクルートワークス研究所が発表した統計データから考える、大卒の求人の現状についてお伝えしたいと思います。

深刻な人手不足ですので、
求人倍率は高くなって
いそうですねぇ。

その通りです!
新卒採用に対する意欲が
高まっていることが伺えます!
2024年3月に卒業予定の大学生・大学院生を対象としたこちらの調査において、全体の求人倍率としては、大卒の求人倍率は1.71倍となっており、前年度の1.58倍より0.13ポイント上昇しています。
直近の状況としては、新型コロナウイルスの感染拡大により、2021年は1.53倍、2022年は1.50倍と大きく落ち込んでいました。
コロナ禍以前の2020年については1.83倍となっており、2024年の結果はコロナ禍前の水準に近づいてきていることが見受けられます。
また、従業員規模別のデータを見ると、300人未満企業で0.88ポイント、300~999人企業で
0.02ポイント、1000~4999人企業で0.03ポイント、5000人以上企業で0.04ポイントと全体的に上昇しているものの、300人未満企業の上昇幅が、その他の規模と比べると際立っています。
続いて業種別のデータを見ると、建設業が6.04ポイント、製造業が0.38ポイント、流通業が2.72ポイント、サービス・情報業が0.03ポイントの上昇となっており、特に建設業、流通業での上昇幅が大きくなっています。

建設業や流通業の人手不足が
深刻なのは知っていましたが、
求人倍率にも表れてますね。

ええ、深刻な状況なのが
見て取れますよねぇ。
何とか改善していって
もらいたいものです。
より詳しい統計データは、リクルートワークス研究所のこちらのページをご覧ください。
リクルートワークス研究所:第40回 ワークス大卒求人倍率調査

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