勤怠管理をしないと、未払い残業に繋がります!|埼玉の社労士は福田社会保険労務士事務所

【労務問題】タイムカード等の勤怠管理を正しく行っていますか??

 

こんにちは!
埼玉県新座市の助成金に強い「福田社会保険労務士事務所」代表の福田です!
新座市、朝霞市、志木市、和光市の中小企業様の顧問先企業様を中心に、労務相談や給与計算、経営相談まで幅広くサポートさせていただいております。

本日のテーマは、未払い残業代の発生を防ぐ、正しい勤怠管理についてお話したいと思います。

 

寿司屋大将 N助
寿司屋大将 N助
うちは残業代は払ってるから、
タイムカードとかなくても
問題ないっすよねー?

大将、残業代を支払って
いるからと言って、
安心するのは危険ですよ!
社労士 福田
社労士 福田

 

タイムカードなどを使用して、正しく勤怠管理をしていないと、なぜ未払い残業の発生に繋がるのでしょうか?

 

従業員数が数名規模の会社ですと、社長が勤怠管理から給与計算までを行っている会社も多いかと思います。

そして、特に残業をさせることもないからと、毎日定時で給与計算をしていたとします。

そこへ、少しでも多くの給料を稼ぎたい従業員がいて、例えば自身の手帳や携帯のカレンダーなどに、退勤時間をメモしていたらどうなるでしょう?

 

寿司屋大将 N助
寿司屋大将 N助
そんなの、本当か分からないし
証拠にはならないでしょー!

そう思われる方が多いのですが
実際には証拠として認められる
ケースが多いのです!
社労士 福田
社労士 福田

 

会社がタイムカードなどの客観的な履歴を残していなければ、たとえ従業員のメモであったとしても、未払い残業代を請求された場合には、それが打刻時間として認められるケースは多々あります。

そして、そのメモが実際に業務をしていた時間ならまだしも、業務もしないでダラダラ残っていただけかもしれません。

そのような場合であったとしても、客観的な証拠がそれしかなければその時刻を認めるしかなくなってしまいます。

 

少し過激な発言になりますが、従業員は、少しでも多くの給与を受け取りたいと思っています。

中には悪意を持って、偽った履歴を残す者がいるかもしれません。

そういった行為を防ぐという意味でも、勤怠管理を徹底しておくことは重要なのです!

 

寿司屋大将 N助
寿司屋大将 N助
先生、めちゃくちゃ
不安になってきちまったよー!

今からでも遅くありません!
正しい勤怠管理を徹底して
いきましょう!
社労士 福田
社労士 福田

 

今はほとんどの方がスマートフォンを携帯している時代です。

勤怠管理はタイムカードだけでなく、スマートフォンで行えるアプリなどもありますので、手軽に導入することも可能です。

 

また、勤怠管理の徹底だけでなく、きちんと定時で帰らせるような仕組み作りも重要です!

なぜなら、タイムカードを押した後も会社に残っていて、例えばパソコンのログイン記録などが打刻時刻よりも後であれば、その時間まで残業していたということになってしまうこともあるからです。

こういった管理を徹底することは、会社にとっても従業員にとっても、双方が安心できる環境作りに繋がります。

 

スタッフ M子
スタッフ M子
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