統計データに学ぶ ~学生のアルバイトに関する実態~

こんにちは!
埼玉県新座市の助成金に強い「福田社会保険労務士事務所」代表の福田です!
新座市、朝霞市、志木市、和光市の中小企業様の顧問先企業様を中心に、労務相談や給与計算、経営相談まで幅広くサポートさせていただいております。
本日のテーマは、先日、日本労働組合総連合会が発表した調査データから考える、学生の労働に関する実態についてお話したいと思います。

アルバイトですかぁ。
学生時代が懐かしいです!

私も遠い昔の話に
なってしまいましたー!
状況の変化が気になりますね!
調査データを見て、まず気になったのは、「アルバイト先で労働時間や賃金などの労働条件、ハラスメント、人間関係等のトラブルにあったことがある」と答えた学生が、32.6%もいたことです。
トラブルの詳細としては、以下のようになっていました。
「労働時間関係(長時間労働、シフト等)」:43.3%
「人間関係(いじめ、ハラスメント等)」:42.4%
「休日・休暇関係」:25.4%
「賃金関係(未払い、最低賃金等)」:19.6%
「雇用関係(解雇、雇止め等)」:8.5%

いじめやハラスメントが
多いのが気になります。。

私も同感です。
別の統計データによると、
アルバイトだけでなく
正社員でも多いですからね。
アルバイトとは少し違ったお話になりますが、悪いデータばかりではなく、こんな良いデータもありました。
卒業後に就職した会社で定年まで勤め続けたいかどうかというアンケートに対して、「勤め続けたい」という回答が77.1%となっています。
これは、雇用する側の会社としては嬉しいデータではないでしょうか。
また、勤め続けたいと思う理由としては、以下のようになっています。
「安定した仕事に就きたいから」:61.1%
「長く一つのことに取り組みたいから」:28.4%
「転職や独立は大変そうだから」:23.7%
「変化が苦手だから」:20.1%
統計データの詳細は、日本労働組合総連合会のこちらの資料をご覧ください。

勤め続けたくない理由は、
キャリアアップという回答が
目立ちますね!

そうですね!
スキルに対する意識が
高いということですので、
企業の教育制度の充実が
就職に選ばれるポイントに
なりそうですね!
学生の働く価値観というのは、今後の採用活動にも大きく影響してくると思います。
特に新卒採用をされる経営者の方は、今回の統計データを参考にされてみてはいかがでしょうか?

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